皆さん、こんにちは!
リンクラインでがんばって可愛い石けんを作ってくれている障がい者の“生の声”が聞ける『職人の声』!!

今回は、やる気に溢れている職人みかるんさんが2作連続で投稿します。

では早速、ご覧ください!! 
(日本語の表現はところどころ“?”となっていても、温かい目でお願いします。)

**************************************
先月前、ついにミックスタルトの生地作りを始めましたが、生地作りのやり方が混乱して
しまい、あまり詳しく解かりませんでしたので、生地作りだけ覚えてしまいました。
その日の朝、ホワイトボードを自分の作業を確認してみましたら、もう一度
ミックスタルトの作業になりましたので勉強するためのチャンスの時がやってきました。
今度は、1層目~3層目の流しと生地カットの方を覚えましたが、ある日、
生地カットの治具を使ってアシスタントさんにやり方を教えてもらいましたが、
なかなか治具の位置が解かりづらくて悩んでいましたが、その時こう言われました。
「出来ないならやめる?」と聞かれてしまい、それでも出来るようになりたいと
自分の意思で決めました、
そしたら私はこう答えました「出来ます」と諦めずに答えました。
やってみましたら、解かったのは十字架(じゅうじか)のようにカットすれば切ると
思いましたので理解できました。

今後もまたベリータルトとショートケーキとチョコレートケーキとバナナタルトと
レモンタルトも注文が入ってきますので、まだまだ生地作りの勉強が必要だと思います。
今度タルトやケーキの生地作りの作業がありましたら、少しずつ勉強して後輩たちにも
教えられるように頑張ります。
**************************************



彼女が言っているタルトやケーキと言うのは、こちらです
image_IMG_04602

大人気のアイスキャンディバーソープにも使われるフルーツのケーキバージョンですが、
その可愛らしい盛り付けも全て彼らが1つ1つデコレーションしていきます。

生地の部分は、ホイップやクリームに見立てた層を実際に石けんで流して、本物のケーキのようにまずホールを作ります。
それをその後に、お菓子作りに使われるような治具で1/8サイズに実際にカットするのです。


言うは易し。
実際にやってみると層を均等にキレイに流すこともなかなかの技量が問われます。
薄すぎてもせっかくの断面が見えなくなってしまうのです。
image_IMG_6853のコピーimage_IMG_6774のコピー
断面分かりますか!?

更にカットする際は、どこが中心かをしっかり見定める必要がありますので、彼女のようにコツを掴むまで悩むこともしばしば。

それでも、できないから諦めるのではなく、チャレンジをしてできるようになった時の喜びを彼らは知っています。
できるようになるまでの涙や苦労は、完成した石けんを見た時の感動に繋がるわけですね。

これからも試行錯誤しながら、自分達なりの創意工夫で品質を追求し続け、失敗を恐れずどんどんトライして欲しいですっ!